長い階段を、二人で登っている。



 まだ、日付が変わるまでには数時間ある。参道の夜店は既に準備を始めていたが、参拝客の姿はあまり無い。



 また、この階段を、二人で登っている。



 いつも、特別な感慨を抱いてしまう。
 自然と握る手には、少し力が籠もる。



 だけど、この階段は終着への道程ではなく―――――


「シロウ?」
「ああ、ちょっと、前のことを思い出してただけ。気にしないでくれ。」
「………はい。」

 優しく握り返してくれるその手のひらは、安らぎの源。
 だからこそ。

 壮絶な来し方をふりかえるだけではない。
 行く末を、つむぐ為の。



 ―――――未来へと、進む道、だ。






 山門で茶々を入れてくるかと思った亡霊も今は大人しいらしい。シニックな笑いが耳に堪えるが………。奴は奴で風流に大晦日を過ごすつもりなのだろうか。

 境内も、いつもとは少し違う。参拝客の混乱を避けるべく立て看板が立ったり、夜店のゴミを棄てる為の大きな箱が設置されていたり。所々檀家の方々が働いていて、これから寛ぎに向かうこちらは些か申し訳ない気持ちにもなる。

「そえごま、古札納所、おみくじ……。普段出ていない看板が多いのですね。」
「ああ、すごい人だかりになるから、こうして分けとかないと混乱するんだ。」
 何度かセイバーと来たことがあるが、大晦日はまた特別版。盆踊りのように華やかではないが、いつもとは確かに違う境内。
「ほうほう。冬木の民が一堂に会する、というわけですね。知り合いも大勢来るのでしょうか?」
「まあ当然そうなるな。暗いから解りづらいんだけど。」
 だけど、不思議と顔を合わしてしまうものである。無論のこと、そのまま雪崩れ込むおでん、やきとりを扱う酒場屋台も完備している。
 日付が変わって一回、日が昇ってもう一回。なぜか、そんな気分が毎年起こってくる。
 それに、今回は――――



(セイバーの、晴れ着?)



 ―――――やばい。それは、とてつもないナイスチョイスなのではないだろうか………!!!?



「その辺りは遠坂と桜にまかせよう。きっと――――」
「?何を凛に任せるのですか?」
「ああいや!何でもな………」
 それは多分、天上の美しさといっても相違ない造形が現出するのでは――――


「やらしーこと考えている生徒には………」
「タイガそこよ!!叩き込むわ!!!」


「「ツイン・ドージョー・ストライク!!!」」


「ぶっ………」
 ゴ、と鈍い音。あのセイバーでさえ死角を取られ、俺を防御するのが遅れたほどの連携攻撃。
 そう。藤村は柳洞寺きっての檀家なのである。


 派手に飛び、ズザザ、と地面を引きずる音。なんというか、受身を取らなかったらヤバイような奇襲は止めて貰いたいんだけど。
「シロウ!!!」
 駆け寄ってくれるセイバーが嬉しい。やー、10メートルくらい飛んだかな。最近、藤ねえとイリヤのシンクロ率が高く、こちらとしても多少迷惑している。
「イリヤスフィール!大河!悪ふざけが過ぎま……す?!」
「……………速いな。」
 セイバーが抗議の声を上げた時には、二人の影は視界から消えている。おのれ悪魔コンビめ。明日からのおせち、おもち、みかんの三重減で仕返しとしてくれる。
「シロウ、大丈夫ですか?お怪我は……。」
「ああ、大丈夫。いつものことだから。そういえば、藤ねえが来てるの忘れてた……。」
 もっとも藤ねえは藤村組のお仕事で来ている。イリヤは付属。地元の有力者というのは結構、お付き合いや仕事が多いものなのだ。
 ちなみに、バゼットは職探しで、カレンは年越しミサ。桜と遠坂は水入らずで過ごすらしく、遠坂が嬉しそうにしていたのが印象深い。

 結果、俺達二人は一成の招きに応じ、年越し前のひと時をお蕎麦と共にゆったりと過ごしに来たのだった。


 体についた砂を払い、気を取り直して本堂に向かう。
「いてて。だんだん凶悪になっていくよなあ……。」
 昨日イリヤと二人でWWEがどうとか語っていた記憶が蘇る。全く以て、影響されやすいのも大概にして欲しいものだ。
「はい。その上、実力も向上しています。完全に死角を衝かれました。無念です……これは油断しないように、との啓示かもしれません。」
 確かに、セイバーなら気配を感じてもおかしくないだろうが、相手は何と言ってもイリヤなのだ。気配を完全に断つくらいのことは造作も無い気がしないでもない。

「賑やかなものだな、衛宮。藤村先生の勢いにはいつも驚かされる。」
 と、気がつけば一成がそこに居た。どうやら、一部始終を見ていたらしい。
「まったくだ。それはそうと、忙しい中悪いな。招待ありがとう。」
「お招きいただき感謝しています、一成。」
「いえいえ、そう畏まる必要はありませんよ。気心の知れた友人と年を越すのは悪くないですし、それがセイバーさんと衛宮ならこれ以上望むべくも無い。浮かれず、しかし荘厳な心持で年の変わり目を迎えるにはもってこいです。」
 からから、と笑って、一成は俺達を先導していく。紅白も見てみたい、というセイバーの希望に沿って、新築柳洞寺でもテレビのある客間に通してもらうことになっていた。

 堂内に入ると、若干空気が変わる。多人数が真剣に物事に取り組めば、いくらかの気合で空気が張り詰める。セイバーの鍛錬のおかげだろうか、そういう空気も少しは読み取れるようになっていた。
「まだ少し慌しいかもしれませんが、お気遣いなく。部屋で寛いでいてください。」
 以前のような寂びは無いが、再建に際し随分と意匠を凝らした結果、より重厚になったお堂を横目に見る。ここでも雑巾、はたきがけに余念が無い沙門が数名。なにやら、今からまったりと過ごしに行くのが申し訳ない。
「忙しそうだし、手伝おうか?ゆっくりするのは片付けた後でもいいし。」
 セイバーも頷いて賛同の意を示す。万事きちっとしたこと&恒例行事好きのセイバーは大掃除の時にその統率力を遺憾なく発揮し、衛宮邸を隅々まで綺麗にした名将軍である。その采配の振るい様は流石アーサー王、隙あらばサボらんとする虎を軍律違反で徹底的にシバキ上げたのは記憶に新しい。
 ていうか、円卓の騎士は怖くなかったのだろうか。何といっても、逆らえない。タダでさえ指揮っぷりから「セイバー、いつもと違うわよね……」と噂になるくらいの気魄を感じさせた上、藤ねえを捕らえ、それに厳罰(詳細は避ける)を与える姿は俺達を戦慄させるのに十分すぎた。それを見た他の面子に黙々と仕事を続けることに成功した彼女の峻烈な掃除力、ここでも大きな助勢になると思ったのだが………。

「それはいかん。今日はいつも生徒会の為に働いてくれているお前への感謝も籠めた招待なのだからな。そのような招きの客人を働かせたとあっては、俺は二度とお前に生徒会の用事を頼めなくなる。」
 …………一成、卒業後も会長するつもりか…………?
「それに、いつも使っているものこそ掃除をするべきだからな。気遣いは無用、ということにしておいてくれ。」
「…………ん。わかった。じゃあ一成がフリーになるまで待たせてもらうかな。」
「そうしてくれ。何、茶と菓子、蜜柑は食べ放題だ。歌でも聞きながらしばしゆっくりと羽を伸ばしてくれ。おっつけ蕎麦を用意して駆けつけよう。」
 なるほど、一成の言うことも道理である。特に仏門にあるもの、仏様を清め一年の感謝とするのは、やはり自分達の仕事、という意識があるのだろう。

「さて、ここになる。今お茶など運んでくるゆえ、しばし待っていてくれ。」
 案内された客間は広く、家の居間とあまり変わりはない。テレビもあれば、冬型最終兵器、コタツの存在も確認される。
 早速コタツに腰を下ろす。と―――――

 セイバーの顔が驚きと喜びに溢れていく。

「シロウ!!このコタツ、中に段差があります!!!」

 何を隠そう、セイバーは大のコタツ好きだ。ウチも人数が増え、頃合と思ってコタツを導入したのだが、成功とも失敗とも言える結果になったのであった。
 あの遠坂でさえ、うつらうつらしかけては慌てて取り繕う始末。セイバーもふにゃー、となりつつも、そうなっていることに気がついて姿勢を正し、また数分後にふにゃー、となる、の繰り返しで、見ている側からすれば大変微笑ましい光景だった。
 もちろん他のメンバーは言わずもがな。イリヤなんかは頭だけ出してもぐりこんで出てこない見事なネコっぷりを発揮している。

「これは“掘りごたつ”っていうんだ。こっちの方が足もまげて楽に出来るし、ゆったりできるかな。」
「全くです。タダでさえコタツには我々を堕落へといざなう魅力が満載だというのに、更にこのような快適さを付与されては……。抗う術があるのでしょうか……。」
「確かに気持ちよすぎる、っていうのはあるかもな。コレは建てるとき掘っとかないとダメだから、ウチでは出来ないんだけど。」
「ええ。むしろ正解かもしれませんね。イリヤスフィールなどは潜り込んで出てこないかもしれませんし。全く以て、これは」
「お待たせした。口に合えばいいのですが。」
 セイバーが掘りごたつに就いて衝撃を受けている最中、一成がお茶と煎餅、饅頭、蜜柑をお盆に満載にして戻ってきた。………こたつ、お茶、煎餅、饅頭、おみかん。当に冬、我々を天上に誘うペンタゴンである。
「うう、一成まで私を堕とそうとするのですか………!」
「は、……え?」
「ああ、気にしないでくれ。セイバーもコタツ大好きなんだよ。」
「なるほど。お気に召していただいたようで何よりです。客間は客の快適さを第一に考えて設計した、と建築士が語っていましたからね。  それでは、」
「おーい一成君、こっちに脚立たのむー」
「………と、言うわけです。まだもう少しかかりますので。蕎麦も今しばらく。」


 そう言って、一成は客間を後にした。残ったのは俺とセイバー。まあ、なんだ。はからずも、二人きりで過ごせるようになったのは、それはそれで悪くは無い。
「おお、金吾洞の煎餅……。一成は本物を知っているのですね。」
「ゴマの香りが違うんだよなー。さて、紅白、と。」
 
 くつろぐための材料はこの上ないほど揃っている。さて、セイバーと一緒に、ゆっくり歌合戦でも楽しむとしようか。




 これは後々問題になるのでは?と思われるシーンもあったが、紅白も大分後半になった。セイバーはみかんなどつまみながら、はじめてみる紅白歌合戦の演出に見入っている。
「これが日本の大晦日の過ごし方、というわけですか。中々凝っていますね。」
「裏番組では格闘技とかやってるはずなんだけどなー。」
 興味が無いでもないが、日本の大晦日初体験のセイバーにはやっぱり紅白の方が良いと思ったりしている。楽しんでくれているようだし、悪くは無い選択だっただろう。
「ん……?」

 と、先ほどからパタパタと、外で忙しく走り回っていたお坊さんの足音が聞こえなくなっていることに気がついた。ということは……。

「いや、お待たせした。」
 す、と障子が開き、一成が三人分の年越し蕎麦を携えて部屋に入ってきた。
「おお、それが噂に聞く……」
「ええ、年越し蕎麦です。縁を頼って、毎年信州の農家から蕎麦粉を仕入れ、我々が修行の一環として手打ちしているのですよ。
 申し付けて頂ければお代わりもありますので。」

 配膳された掛け蕎麦は見るからに上品な味付けである。刻んだ柚子が添えられており、単純な蕎麦にほのかな彩を加えているのがポイントだろうか。
 一成も配膳を終え、コタツに入る。さて。今年最後のお食事といきましょう。



「それでは………」
「「「いただきます。」」」

 すすると、流石は柳洞寺の厨房だった。だしのきかせ方が絶妙で、体に染み入る熱さもまた素晴らしい。
「……ううむ、奥深い味……。掛け蕎麦、というだけではない深みがありますね………。年越し蕎麦だから、というのもあるのでしょうか?」
「あー、それは確かにあるかもな。何かやっぱり、特別なんだよな。」
「うむ。諸説あるが、細く長く生きられるように、との願いを籠めた食事なのでな。丹精込めて作っているゆえ、美味といって頂けるのはやはり嬉しいものだ。」
「なるほど、細く長く、ですか……。ふふ。今ならわかる気もしますね。………ところで一成、もう一杯所望したいのですが。」
 セイバーはニコニコ顔、上機嫌だ。中々以て、このような表情のセイバーは反則。どれだけでも食べさせてあげたくなるってもんだし………。
「くす。」
「……?シロウ、何か。」
「いいや、あんまり楽しそうに食べてるもんだから、さ。」
「むう。………それは仕方ないでしょう。お蕎麦がおいしすぎるのがいけません。」
 ぷい、と拗ねるセイバーもまた可愛らしい。きっとまた来年も、こんな彼女を見たくて、沢山料理を作ってあげるんだろう。




 蛍の光、窓の雪。
 紅白歌合戦も終了し、いよいよ一年はあと15分を残すのみとなった。

 一成も少し前に読経の為、本堂に向かった。テレビは行く年来る年。これを見ないと年が暮れない気がするという、何とも不思議な番組である。
「色々なお寺があるものですね。しかし、どこも人でいっぱいです。」
「柳洞寺もすごいぞ。多分、もう境内は一杯のはずだ。」
「ええ、そのようです。先ほどから喧騒が伝わってきています。」



 ―――――もうすぐ、一年が暮れる。



 思えば。沢山の出来事があった。
 何を為したでも、何か成長したのかも、自分では定かではない。

 だけど。確かに、色んなことがあった一年。

 何より。セイバーと出会い、そして、もう一度二人で歩み始めた。

 そんな年が、もうすぐ暮れる。

「………………」
「――――――」

 いつしか、時間も11時50分を回っていた。名残惜しい、といえばその通かもしれない。
 それほど、大切にしたい時を、沢山過ごしてきたから。

「…………もうすぐ、年が替わりますね。」
「ああ。」
「何か、寂しい気もします。シロウと出逢えた一年が、こうして終わっていくのが………。」
「そうだな。――――」


 そう。だからこそ、しっかりとこの一年を憶えておく。
 今年、あの月の下で、彼女と出会えたことを。皆と、過ごした日々を。
 そしてまた、素晴らしい一年にしていけば、また来年も惜しめるような一年になるだろう。


「――――来年も、いい年になればいいな。」
「…………はい。来年も、一緒に。」

 煩悩を散らす鐘が鳴る。だけど、なんだ。コレは、煩悩って呼んでほしくない気がする。
 そっと、セイバーを抱き寄せた。

 後は、今年最後の―――――






「おおお、これは確かに壮観です。夏祭のときもこれほどの人ではありませんでした。」
「なんだかんだいって来ちゃうもんなんだよな。まだ増えるけど。」
「ほう、それはどのような。」
「柳洞寺は町から離れてるからな。紅白とか家で見てた人は今頃出るくらいじゃないか?」

 どちらもほんのり頬が紅いのは、気のせいということにしておいて欲しいところだ。暗がりで助かった、と言えるかもしれない。
 だって、ほら。

「この後藤には正しいと信じる夢があるッ!!!」
「まだ賽銭も入れないうちに願い事を始めるのはどうかと思うが。しかし、相変わらず人が多い。」
「あれ?蒔ちゃんどこいったのかな?」
「なに、先ほど階段下で夜店に捕まってたのを放ってきた。まあ、アレの嗅覚はケモノ並みだから、その内見つけてくるだろう。」

 ………やっぱり、知り合いは目に付くもんなんだよ。



 コーン、と、除夜の鐘が鳴り響く。時計を見れば、もうあと数十秒の今年。
「いよいよだな。」
「はい。」

 色々な場面が頭を過ぎる。だからといって、それを忘れるわけでもなければ、無かったことになるわけでもない。ただ日付が替われば、また新しい年が始まる。そこで何をするかは、自分次第。


 カウントダウンも始まっている。


 最後。過ぎ行く年に。
 ありがとう、と、そっと感謝した。


「はっぴーにゅーいやーーーーー!!!!!」

 どこからともなく起きた咆哮は虎か黒豹か。新年の号砲としてはまあ、けたたましくも元気があってよろしいかもしれない。
「よし。じゃ、初詣といくかな。」
「今年初めのお参りですね。気を引き締めないといけません。」

 人ごみの中、賽銭箱に近づいていく。ちゃんと道筋を示している効果だろうか、全く列が動かない、ということは無い。
「さて、それでは。」
 セイバーと共にお賽銭を投げ入れ、手を合わせる。

 何を祈ろうか。もちろん、世界平和も大切だ。
 だけど、それだけではなく――――――

 ふと、隣のセイバーを見やる。背筋は伸び、祈りは真摯な表情そのもの。横顔が、何よりも眩しい。
 幾度となく。いや、多分、この先一生涯。俺は、こうして折にふれ、セイバーに惚れ直すんだろう。

 ――――今は、それだけではない。
       俺は、この街を、そしてセイバーを、守りたい。


 だから―――――





 誘導にしたがって、本堂を後にする。帰りもそれなりの人ごみで、セイバーと離れないようにするのが大変だ。
「セイバーは、何をお願いしたんだ?」
「ふふ、シロウがそれを聞くのですか?勿論、シロウの剣であり続けられるように、と。」
「あ、………う、それは、その」
「これは私の誓いです。とても、大切な。
 自分のことを、などと言わないでくださいね、シロウ。貴方もご存じのはずです。貴方の為に生きることが、私自身の為に生きることでもあるのですから。」
「…………はは。まあ、それは俺も同じだな。俺も………」


「あ、シロウにセイバーちゃん!!まーた二人で―――!!!」
「シーーーローーーウーーー!!!甘酒のもーーーー!!!!」


 …………全く、折角いい雰囲気だったというのに。ぶち壊しだ。
 でも、まあ。


「まったく、あの二人も変わりませんね。どうしますか?シロウ。私は甘酒に少し興味があるのですが。」
「ああ、そうだな。初さわぎも悪くないし。寄ってくか。」

 こんな、目に見える幸せも、守っていきたいと思っている。
 だから、俺の願いは――――

「シロウ。一つ、言い忘れていました。」
「え?」

 セイバーが、きちんとこちらに向き直り、背筋を正して、お辞儀をする。

「あけましておめでとうございます。今年もまた、よろしくお願い致します。」
「ああ。こちらこそ、あけましておめでとう。よろしくな、セイバー。」



 握る手は、やはり暖かい。そこにあるのは、確かな安らぎの源。
 そして、明るく笑う人々が、幸福の証だとするならば。


 ―――――皆の笑顔を。そして、セイバーを、守っていけますように。






 随分遅れましたが、大晦日篇お届けいたしましたw どたばた正月劇もいいんですが、やっぱり人気投票で示されたラヴシチュをやらずにはいられませんでしたよw あ、セイバーさんの晴れ着は、同人TYPE-MOONのHPにありますよw メッチャ可愛い&綺麗です。

 士郎君にとってのあの一年は、やはり特別すぎるほど特別なのでしょう。それゆえにこそ、やっぱりセイバーさんと二人でゆっくり、来し方行く末に思いを馳せてほしい、と考えてこんな形になりました。

 そばにセイバーさんがいれば、こんな士郎君で年を越すのではないかな、と。そんな想いは、少しだけ願い事に籠めてみたりもしております。いやいや、遅れましたが、皆々様今年も宜しくお願い致します。

 それでは、ここまでの御拝読、ありがとうございました!!!



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