| 2010年11月13日 (土) |
相棒9 第3話「最後のアトリエ」 （ネタばれあり） |
さて、開始直後だというのに一週間のおあずけ、という暴挙（笑）に出た相棒、第三話までの二週間、相棒欠乏症で苦しみぬいた果てに在った、先日のお話の感想です( `･ω･´)。
一言でいえば
しっとり、切ない。
流石は人と人の機微を描き出すことに定評のある脚本家・太田愛さんですね。功成りながらも夭折した天才と、その一番近いところに在った「生き残った」とある絵描き、その交流は遥か過去ですが、それが現代に描き出すドラマがなんとも物悲しく、しかし、感動をも与えてくれたような気がします。
絵の価値は見る者が決める、という右京さんの語りも印象的でした。ただ、自分はその前に「貴方も画家だから」、と、右京さんが彼に語りかけていたシーンが一番印象的でしたねえ。自分の在り方は偽れない、そしてそのことが尊い、そう感じた場面でした。
ゲストの米倉さんの「枯れた、しかし熱い」演技も素晴らしかったですね。当に配役の妙、とでもいいましょうか……あの役はあの方にしか、という感覚を受けました。社会派だったりスペシャル的なものではなかったりはしますが、十分に「相棒」だったと思いますね。
さて、来週は櫻井さん脚本……楽しみですね。また一週間、寂しい時間が続く……（笑）。
それでは、またｗ
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