あの夜を、思う。
「問おう――――」
果てしなく美しい記憶は時に、今でも瞼に蘇る。
蒼き騎士の、その出で立ちは勇壮で、気高く。
「貴方が、私の――――」
暗い土蔵。差し込む光が照らし出す、英雄の貌。
その時から、ずっと。こころを占めている、少女の姿。
戦いの日々も。別れて、二度と会えないと思った夜も。
そんな彼女と、共に生きている。
大切な人が、出来た。
家に、灯りが点るようになった。
だから、そう。こんな澄んだ夜気は、今日という夜に相応しい。
今なら。その問いにも、自信をもって応えられる気がしていた。
「よいしょ、っと。」
空を見上げると、そんな感慨が胸を過ぎる。きっとこの先この日を迎えるたび、俺はそんな気持ちを持ち続けるのだろう。
酒瓶がダースで入ったケースは、多少重い。だが、コレも修練と思えば一石二鳥。今日の仕事はコレで上がり、となれば、精神的にも軽くなる。
裏口から店に入る。柔らか目の照明が、少し、心を和ませる店内。そんな効果もあってか、やはりどこか、大人の雰囲気が漂う酒場・コペンハーゲン。客に出すグラスを拭く渋いマスター、そして粋な女店員。何か、映画そのもの、と思い至ったのは何時のことだっただろうか。あと数年したら、純粋に客として来てみたい。
「よっ。お疲れさん。これで全部だね。」
「はい。外のは全部運びました。他にありますか?」
「ん、今日はもう上がりでいいよ。で、……」
ネコさんがごそごそとカウンターの下を探る。そう、未成年の自分では手に入れにくい、とあるモノを頼んでおいたのだが……。
「はいコレ。やー、エミヤんも粋だねえ。地ワインで乾杯?そっちの包みも関係あるんかな?」
エプロンを外しつつ、コートに伸ばす腕の下。ちょっとした包みがあるのを、この人の目は見逃さない。苦笑いしつつ、まともに受けるのは避けてみる。
「ま、そんなとこです。ありがとうございます、ネコさん。これ、バイト代から差っ引いといてください。」
「あはは、そんなケチくさいこと言わないって。たまには二人で、もいいと思うな。」
………………や、参った。この人に勝てないのは、多分こういうところだろう。どこから聞いてきたのか。いつの間にかこの人にとって、俺とセイバーは公認の仲らしい。
―――――ま、藤ねえか、一成経由で零観さんだな。
「……じゃあ、ご好意に甘えさせてもらいます。また、いつでも呼んでください。」
「ん。お願いすることになるかな。この時期は大学生の兄ちゃんが皆ユーレーみたいになってるからさ。」
「はは……。テストが大変でしょうからね。了解しました。それでは。」
ん、ばいばーい、という声を背に、扉を開ける。昼間は雪だったのだが、空に雲は残っていない。冷たい空気は、雪の名残、か。だが、首筋は暖かい。手編みのマフラーが、今ではすっかり普段着になった。
どうやら、星の綺麗な夜。
(――――それに――――)
やっぱり。今日という日。
月が見えなくては、と。そう思うのだ。
ふと、月を見上げた。
昼間、多少強く降った風雪も、今では風を残すのみ。この分では諦めるほか無いか、と思った夜空も、今は星が煌めき、彩っている。
蒼月は、また違う輝きを持つ。遠く、月と称えられた女神は、その恋人を星に祀るよう願い出たという。そういえば――――船の上、恋人を星になぞらえ、身の無事を願ったこともあった。
想いが通じるなら。きっと月を通してだろう、と。
少し子供じみた願いかもしれないが、祈る本人はそれなりに本気だ。何より、ちょっとした確信だって持っている。
きっと。彼の心、私の居場所があるのだから。
こうして祈りを捧げるのも、無駄ではないと思うのだ。
そっと、十字を切る。
今日という日の夜。暦が一つ回る前、彼と出会えた奇跡に、捧げて。
「2月3日――――でも、よろしいですか?」
セイバーがそう切り出したのは、遠坂の誕生日だった。
かつて、1月1日に皆が一つ齢を重ねた時代。自らが誕生した日を祝う風習は、彼女の周りにも当然無かった。では何時か、と、そんな話の中で、一言。なぜか、少しくすぐったかったのは――――きっと、頬を染めていた彼女も同じだっただろう。きょとんとしていた桜と、にやけていた遠坂の表情が印象深い。
遠く、家の明かりが見えた。
時刻は七時半。我が家が一番、温かくなる時間かもしれない。今では掛け替えの無い、この瞬間。
「お帰りなさい、シロウ。」
玄関先、いつもの微笑みが出迎えてくれる。包みは既にかばんの中。気取られぬよう注意しながら――――そう、コレはちょっとした趣向。明日バースデーパーティーで渡すプレゼントとは別に、考えた贈り物だ。
「ああ、ただいま。もう、晩御飯は食べた?」
「ふふ。シロウを置いて食べるほど、皆無粋ではありませんよ。
……もっとも、今日は凛が炊飯器を入れ忘れてしまいまして……。あと20分ほどかかるようですね。」
セイバーの表情が少し曇る。晩餐の時間を愛するセイバーにとって、夕飯の遅延は少なからず堪える出来事に相違ない。
「そっか。なら、まだ手伝えることが」
「そう仰ると思って、凛と桜からゆっくりしておくように、との言伝を預かっています。厨のことは私達に任せて、しばらくゆっくりなさってください。ああ、手洗い、うがいを忘れてはいけませんよ、シロウ。」
「はは……。じゃ、お言葉に甘えて、着替えさせてもらおうかな。」
「はい。コートは掛けておきますから。では、後ほど。」
最近は、こんな会話が多くなった。どうやら、遠坂、桜、そしてセイバーにすっかり手綱を握られた感じ。やっぱり、一年ともなれば、扱いも心得たもの、という所だろうか。
部屋に入り、電灯をともす。座布団の上には、きちんと畳まれた着替えが用意してあった。………その、こういった心遣いは、どこか恥ずかしいと共に、心に染み入る。
「ふー。………さて、と。」
お言葉に甘えて。今しばらく、大の字にならせていただこう。
「先輩?晩御飯の支度が出来ました。お休みですか?」
「――――む?」
すー、と、意識がクリアになってくる。
少し、転寝をしてしまったらしい。横に置いた腕時計の針は、既に20分ほど進んでいる。
「ああ、大丈夫。ふぁ……ちょっと寝ちまってた。すぐ起きるから……。」
「ふふ。セイバーさんがお腹空かせて待ってますから、お早めにお越しくださいね。」
「ん。そりゃ一大事だ。ちょっと待ってくれ。」
この辺り、当のセイバーが聞いていれば口を尖らせて反論するに相違ない。だが、それも彼女の微笑ましいところなのだ。桜も俺も、そんな彼女が大好きだったりする。
「っと、ごめんな、桜。」
「いいえ。今日は姉さん特製の甘酢あんかけですから、きっと皆さんうずうずしてますよ。」
「あー、皆大好きだよな。あの皮が特に……」
遠坂中華百手の一・鶏の甘酢あんかけ。こんがり焼き付けた鶏の身に、生姜、ネギなどをふんだんに盛り込んだ甘ダレが絶妙に絡んで御飯が進む一品だ。
……もっとも、我が家のフードファイター達のおかげで、随分と量を作らねばならない辺り、遠坂も頭が痛い、と言っていたのだが。
「姉さん、セイバーさんにリクエスト聞いてたみたいです。前祝だから、何でもいいわよ、って。」
「そっか。明日だもんな。」
皆、セイバーの「誕生日」のことは良く覚えていた。パーティーの発議をしたのは桜。セイバーは少し恥ずかしそうに戸惑ってはいたが、どこか、嬉しそうにも見えたのは自分だけでは無いだろう。
内容自体はそれほど特別なものでもない。セイバーの好きな料理をたくさん用意して、その後は皆で麻雀大会など予定している。………この辺り、カレンの提案なのがすごく不安なのであるが。………強そうだしな。
ともあれ。楽しい催しになりそうな、そんな予感が、確かにあった。
「おや、おはようございます士郎君。お互い、アルバイトは疲れますね。」
「あー、寝てたってわかるかな。ごめん、待たせて。」
「いえ。むしろセイバーや大河にこそ言ってあげてください。」
寝ている間に、バゼットも帰ってきていたようだ。一応、居候の身は脱出している彼女であるが、週に何度かはこうして寄宿する生活サイクルになっている。………もしかすると、根は案外寂しがり屋なのかもしれない。今日はカレンもいるし、考えられる限りではオールメンバーだな。
藤ねえとイリヤは腹が減りすぎたのか、食卓に突っ伏して沈黙している。……まあ、もう八時だし。
「はい、衛宮君。お仕事お疲れ様。」
「シロウ、お茶でよろしいですか?」
腰を下ろしたところ、遠坂とセイバーが御飯と飲み物を持ってきてくれた。………いや、何か至れり尽くせりでホント申し訳ないところなんだけど………。
遠坂曰く、「たまには助けられる身にもなってみなさいな」とか何とか。イマイチ要領を得ないのだが、眼鏡をかけてまで説教された弟子の身としては小さくなるほかないのであった。
「晩飯の準備、ありがとうな。コレだけ作るのは苦労しただろ?」
「まあね。その辺、1月と12日後に迫ったイベントでのお返しを期待しているわ。」
にっこり微笑む遠坂師匠。こちらとしては、肩を竦めて返すしかない。………いや待てよ。ギリも無しで要求するのではあるまいな。
「それでは……いただきます!」
号令一閃。遠坂が席に着くと共に、腹ペコの戦士達が鶏に殺到する。……いや、「殺到」するのは藤ねえとイリヤくらいで、後はいたって普通に「神速で」箸を出すだけなのだが。
「はー、やっぱ美味しいわねえ……。久しぶりの甘酢は……。おかわり!!」
「藤ねえ……。がっつくのは良くないぞー。
そういや、バゼットは初めてだったっけ?」
「ええ。確かに、コメには頗る合う食物のようです。なるほど、5000年の歴史は伊達ではないと。」
というか、実はこれは中華なのか和食なのかイマイチよく解らないのだが。遠坂が得意にしてたんで、何となく中華と思い込んでいるが……。
「………不躾な。そのような表現しか出来ない、それが貴女の哀しいところね。」
「………カレン。私は事実を述べたまでですが。」
「………ぽるか・みぜーりあ。その“事実だけを述べる”というのが貧困、と申し上げたのですが……。お気に触ったのなら申し訳ありませんわ。折角の遠坂嬢のお振る舞いですから、喧嘩は避けないといけませんね。」
「いや、今のはツッコまなければ平穏だったと思うが」
「何か、仰いましたか?」
「………いえ。何でも。」
蛇の一にらみである。食卓に鎮座ましますシスター・カレン・オルテンシア。その毒舌はバゼットに向けられるコトが多いのは、何故だろうか。
どう足掻いても口では勝てないバゼット辺りからは幾度となく、「来ないように言ってください!」的電波を受け取るわけだが、個人的には悪くないと思っている。………何というか。あの教会で、たった一人夕食を取っている姿は、あまり楽しいものとも思えないし。食卓の喧騒、それもある意味、この家に相応しい。
それも、一年前。俺と、セイバーと、遠坂と――――そんな繋がりから、全てがはじまったのだ。
「と、いうわけで。明日は手分けして用意してもらいますので、そのつもりで宜しく。」
遠坂先生、指示を出す。明日のパーティーに向けた役割分担と、当日の作業の流れを確認。セイバーにはすでにパーティーがあることは伝えてあるが、どんな食べ物が出てくるかは当日のお楽しみなので、セイバーは部屋に帰っている。
「結構、買出しの量がありますね。バゼットさん手伝ってくれないかなあ……。」
「ああ、そういえば明日は非番よね。じゃあ後で連絡取っといてくれる?士郎。」
「待て。何で俺。」
「そりゃ、貴方が一番頼みやすそうだからよ。どうも、魔術師同士だと頼みごとに気が張るのよねー。ほら、等価交換って言うじゃない。」
「………………俺も魔術師なんだが。」
「“の卵”でしょ。まあ、もうヒヨコくらいにはなってるかもしれないけど。」
「………………く。」
悔しいが、言い返せない。投影の一事だけでは一人前とは言えないのがこの世界。もっとも、珍種扱いされて珍重されるらしいのだが。あくまで「極めて珍しい生き物」くらいの扱いだ、とは遠坂師匠の弁。………あの協会だけに冗談に聞こえないのが怖いところだ。
「………。わかった。バゼットにはこっちから打診してみる。他にはなにかあるか?」
「特に無いわねー。じゃ、今日はもう遅いし、解散にしましょっか。」
「はい。それじゃ、私は御風呂頂いて来ますね。」
「俺も、下ごしらえだけでもしとこうかな。」
「あー、ちょっと。士郎は居残りよ。」
………?さて。何か、先生の気に触ることでもしただろうか。桜も、少し怪訝な顔つきのまま部屋を後にした。
「どうした?やっぱ何かあるのか?」
「いいえ。まあ、士郎が忘れてるわけ無いんだけどね。念のため。」
「ああ、………もちろん。忘れるわけ無いだろ。」
「ふふ、なら宜しい。去年は危うくこの世とおさらばする所だったものね。………そっか。あれからもう、一年になるんだ。」
少し、遠坂の眼差しが、遠くに移る。――――その先にあるものに、俺は干渉できはしない。
「そうだな。あの時はこうなるなんて思いもしなかったけど。」
「お互い様よ。じゃあ、また明日。おやすみなさい。」
「ああ、おやすみ。」
挨拶を交わし、廊下に出た。そう、思えば、今日も普通の一日。今まで過ごして来た日々の中で、そして、これから過ごす中で。振り返れば、なんてことはない日だっただろう。
だからこそ。そんな今日、思い出を偲ぶのは、悪くない趣向だと、そう思うのだ。
きぃぃ……
重い土蔵の扉が、音を立てて開く。
いつもは鍛錬に来る場所なのだが、今日は少し勝手が違う。扉を開ける気持ちも、また同じ。
――――――時計の針は、もう日付を跨いでいる。
一歩、二歩。
土蔵に踏み込み、往時に想いを馳せる。そういえば、確か俺は殺されかかっていたんだっけ。
「よくも、まあ………」
生き残れたものだ、と感嘆せざるをえない。相手はあの神の御子。その槍から生き延びられたのは、一重に―――――
「丁度、こんな感じだったよな。」
土蔵の窓を調節して、光が上手く注ぐようにする。昨日から今日にかけての雨、雪で締め切っていた分、換気にも丁度良いだろう。
「よっと………。」
違うのは、俺が着ている服と、月の光がやや少ないくらいだろうか。蒼い趣向はキライじゃない。……いや、むしろ、あの時以来、最も心惹かれる色だろう。
壁を背に、腰を下ろして、包みを解く。
その時、入り口から、彼女の影が伸びてきた。
もう一人の、今宵の主役。
「問おう――――」
月の光を背に。だけど、彼女の出で立ちもまた、鎧ではない。
顔は、少しいたずらっぽく微笑んでいる。金砂の髪が、入り込む風に、揺れていた。
「――――貴方が、私のマスターか。」
懐かしむように―――だけど、その目は真っ直ぐ俺を見つめている。
その眼差しから感じる彼女の心もまた―――
―――あの時と、寸分変わっちゃいないんだ。
「マスター、はちょっとな。パートナーか、鞘でお願いしたい。」
「ふふ………。どちらも、私にとって嬉しい言葉です。」
微笑が、一層嬉しそうなものに変わる。そのまま、彼女は歩み寄り、隣に腰を下ろした。
心地良い沈黙が、空気を支配する。きゅぽん、と。栓を開ける音が、気持ちよく蔵に響いた。
「はい、セイバーの分。飲める?」
「これは………シロウのものと、同じですか?」
ペアのワイングラスを、セイバーに渡す。……なんだ、こういうのにはまだ数年早い気もするんだけど。
「ああ。………どうかな。あんまり、センスには自信ないんだけど。」
「いえ。素晴らしい一品だと思います。ありがたくお受けしましょう。」
良かった。趣味に合わなかったらどうかな、と思っていたけど、どうやら杞憂だったようだ。
では、と、差し出すセイバーのグラスに、ワインを半分注ぎ入れる。
「誕生日おめでとう、セイバー。」
「ありがとうございます、シロウ。貴方と出会えたこの日、こうして二人で居られて、とても嬉しい。」
あわせるグラスが、音を奏でた。そのまま、ワインを一口。クセの無いほのかな味わいが、口に広がっていく。
「………ふふ。いけませんね、シロウ。この国では、20歳を前にしてお酒を飲んではいけないのでしょう?」
「そうだっけ?」
「冗談ですよ。ええ、……こうして酌み交わすのも、悪くないものです。」
「――――ああ。本当に――――」
―――――心から、そう思う。
「もう随分、前のような気もしますね。………ですが、あっという間だった気もします。
あの時間を二人で駆け抜けたから、今がある。ここは、私にとって、今も変わらぬ誓いの場所です。」
「そうだな。ここが、―――――」
その先を口にするのが、少し恥ずかしかった。
だけど。ここには、二人の誓いがある。
「俺とセイバーの、始まりの場所、かな。」
「―――――ええ。」
月の照らす蒼い闇は、どこまでも澄んで、美しい。
彼女の色。その蒼に抱かれ、二人、こうして杯を交わしている。
なんて、幸せな夜。1年前とは、正反対の、同じ感情が、胸に湧く。
少し、酒に酔った。だから、今なら――――多少恥ずかしいセリフも、言えると思う。
「セイバー。」
「はい?」
「愛してるよ。ずっと。」
「………………!!!!」
抱き寄せて、口付ける。互いの顔が紅いのは―――――だから、ワインの所為だろう。
しばらく、いや、ずっと。こうして、愛している、と、言い続けたい。
何故なら、一年前のこの夜。
二人のこうなる運命は、決まっていたのだから。
「………少し、酔ってしまったようです。………今晩は、ここで休んでも?」
それからしばらく、思い出を語りながら、ワインを楽しんだ。今しがた入れたストーブの火が、今度は二人を明るく照らす。
「勿論。今年は教会に用も無いし、な。」
「ふふふ。大怪我をすることもありませんか。確かに、その通りですね。それでは―――――」
少し、甘えるように。セイバーが、俺の肩に、頭を乗せる。
「いい夢を、セイバー。」
「ええ。今日は………とても、楽しい一日になりそうです。」
目を閉じたセイバーと二人、毛布にくるまる。
あの夜。運命に思いを馳せ。一つだけ、柄にもなく、神に祈った。
どうか。
あの時、そして、今、この瞬間を。
永遠に、胸に刻んで欲しい、と。
テスト終了後初SS、お届けしましたw 酒の勢いバンザイ!!w
二人にとってとても大切な日は、こうして過ごしてほしいな、と。そんな妄想をストレートに出してみたつもりですが、如何でしたでしょうか。コンセプトは、「普通の日だけど、大切な一日」。折にふれ、あの二週間を思い出すとき、最初に出てくるあのシーン。アーチャーが『決戦』で思い返した、当に、運命の一瞬。二人にとって何より、いつまでも大切にしたい時間だと、勝手に思わして頂いておりますw
2月3日誕生日は、御師匠様から設定を頂戴いたしましたw どんな誕生パーティーになったかは、皆様のご想像にお任せいたしますw
『ここで生きていく』セイバーさんにとっては、何より相応しい誕生日ですよね。
それでは、御拝読ありがとうございました!!今後とも宜しくお願いしますw
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