2011年7月20日 (水) |
嗚呼…… |
魁皇関……。
魁皇関――!・゚・(ノД`;)・゚・
……うん。なんとなく「危ないな」とは思っていたんだ……。記録を達成して、それで負けが込んできて、となると。でも、九州もあるし、まだ後進の日本人大関も居ないし、満身創痍の身体に鞭打って、カド番で次場所を迎えてくれる、と、信じていた……信じていたんだ……orz
……はい。ご存知の方も多いと思うのですが、本日、魁皇関が引退の意を表明した模様で御座います。模様、というのは、ご本人の会見がまだだから、ですが、どうやら情報を総合すると間違いない様子ですね……。
はっきり言えば、ショック過ぎますな。かつての、2002年の横綱貴乃花引退時に匹敵、あるいはそれを超えるものがあるかもしれません。近年は、大相撲を見る意義の半分以上を魁皇関が占めていた、と言っても過言ではありませんでしたのでね……。
何故にここまで魁皇関が好きだったか、といえば、満身創痍でも取り続けるその姿勢とともに、その取り口が伝統芸能を見るかのように美しかったから、です。
無論、型にはまった時は、の話ですな。いわゆる「左四つ右上手」。一芸を極めた凄み、と言いましょうか。恐らく、人間国宝の卓越した技能や、歌舞伎などの連綿と受け継がれる伝統芸能を見て感じるものと同じ感動を、ウチはあの相撲に見ていたのだろう、と思うわけですよ。
もちろん、長く続け過ぎた、という意見もありましょうが、個人的にはその「究極の型」を見せてくれる存在として、何処まで行っても魁皇関はヒーローであり続けたのでした。そして、まだまだ見ていたかったなあ、という想いが強いですね。先場所も横綱を倒し、先の九州では優勝争いまで演じたわけですから、体調さえなんとかなれば、と考えていたので……。
誰が言ったか「横綱、大関ではなく【魁皇】という番付があるかのようだ」とさえ記事に書かれた存在感。不世出の「伝説の大関」と評していいと思いますねえ。69代の横綱に、堂々と並べてもいい角界の宝である、と思います。まだ、ご本人の会見が未だですから、翻意の可能性を信じていないわけではありませんが、今は『お疲れ様でした』の一言を、捧げたいと考える次第です。
はあ……しかし、ホントこの後どうやって相撲への興味を繋げようかしら(笑)。若手発掘かなあ。かつての貴乃花ファンとして、貴乃花部屋の弟子の動向とかも気になるんですがねw 難しいところですわ。
それでは、またw
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